Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのお出かけエンタテインメント

桜づくしの茅場町「不二楼」

お花見を屋内でできたら・・。怠け者の私は、つい、そんなことを思ってしまいます。長い時間、地面に座っていると寒くなっちゃうし、ずっと外にいると花粉で具合が悪くなるし、でも桜の風情はわずかの期間だし、とわがまま放題。

そんな思いを抱いていたのは私だけではないようで、お花見を屋内で楽しんでもらおうと茅場町の「不二楼」が試みました。「不二楼」は、飲食店を27店舗展開する和僑ホールディングスの旗艦店です。

 2018年3月27日と28日の2日間限りのイベント「さくらの日 桜梅桃李」には、セブン&アイの通販サイト「omuni7」が、会員777万人突破記念として、応募者の中から77組を抽選で選びご招待しました。超ラッキーな方たちが集まりました。

しつらえは、Sakaseruのアーティストたちがまかされました。Sakaseruは、ネットでトップフラワーデザイナーにお花を注文できるサービスで、フルオーダーメイドで届けてくれるというもの。彼らの腕前をご覧ください。

まずは、一階。テーマは「森林浴」森宏之氏。緑の香り立ちこめ、森の中に迷い込んだようです。

2階「ロゴフラワー」柴直子氏 

「桜花爛漫」堀野燗漫氏は、天井から横に桜の木を突き出しました。天井の絵と見事に調和しています。

3階は「畝・不二楼」野崎昌弘氏

自作した器に桜を活け、さながら桜の木の下でいただいているようです。座敷には、桜の花びらが・・。

 

4階は「夜桜会」中三川聖次氏このバーで飲んだら落ち着きますね。

階段は「内なる不二楼」大波多正浩氏

 

 

招待客は、まず、セブンとのコラボのサンドイッチを、不二楼契約牧場の豚を使ったカツサンドで提供されました。

二階に上がって、「宝箱」というお弁当

三階では、ご自慢の熟成寿司をお召し上がり頂き、

四階では、桜のお酒各種を堪能してもらうという趣向。

こちらの目玉は三階の「熟成寿司」だそうです。チェーン店の経営者を退き、職人として板場に立つ総大将高取宗茂氏が鮮度重視だけのお寿司ではない、技の生きたお寿司を提供しようと包丁を握ります。この階は紹介制だそう。熟成寿司って美味しいのかしら・・。

 

「不二楼」東京都中央区日本橋茅場町2丁目9番12号 03-6661-2657

平日ランチ 11:30〜13:30(LO)、平日夜営業 17:00~22:00(LO) 23:00CLOSE、土日夜営業 17:00~21:00(LO) 22:00CLOSE

 

*2018年3月31日現在の情報です

 

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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