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METライブビューイング2018-19の見所は

NYのメトロポリタン歌劇場のオペラを映画館で観られるMETライブビューイングの新シーズンが始まります。

スタートは11月2日(金)「アイーダ」から。

ⓒMarty Sohl/MetropolitanOpera

続いて新演出の「サムソンとデリラ」、「西部の娘」、MET初演「マーニー」、新演出「椿姫」、新演出「アドリアーナ・ルクヴェルール」、「カルメン」、「連隊の娘」、「ワルキューレ」、「カルメル会修道女の対話」という演目が並びます。

METのすごいところは、超人気演目もあれば、新演出もあるし、初演もある。さらにオペラとしてはあまり有名でない作品もあるし、ほかの業界で活躍している人なども演出家として起用し新しいことにドンドン取り組むところ。伝統を守り継続させるということは、変化し続けなければならないのだということが、よくわかります。

さてでは、今シーズンの演目をご紹介しましょう。

オペラと言ったら「アイーダ」でしょうと言いたい壮大なスケールの「アイーダ」が1作目。オペラはこうでなくっちゃというのを具現化し、しかも世界のプリマ、アンナ・ネトレプコが奴隷となったエチオピア王女を演じます。有名な曲もありますので、胸がすくに違いありません。

続いて話題作「サムソンとデリラ」。サムソンを演じるロベルト・アラーニャが不調で第3幕を降板した日もあったようですが、ビューイングのサムソンは誰が登場するのでしょうか。ブロードウェイを席巻し、数々の賞を受賞している演出家ダルコ・トレズニヤックが新演出です。デリラは、エリーナ・ガランチャ。この二人の共演を楽しみにしている人も多いはず。舞台も衣装も素晴らしく美しい。

©KenHoward/MetropolitanOpera

 

プッチーニの「西部の娘」は、オペラ版の西部劇。最近日本でも人気急上昇のヨナス・カウフマンが登場します。

ニコ・ミューリーの「マーニー」は、ヒッチコックも映画化したサスペンス。MET初演のこの作品は、これから伝説となって残っていくでしょうか。

MET新音楽監督のネゼ=セガンが指揮をする「椿姫」。18世紀を舞台に装いも新たに登場です。M・メイヤー演出は今シーズン最大の注目です。私の一押し、ディアナ・ダムラウ、そして世紀のテノールJDローレスが登場します。

 18世紀のフランスに実在した大女優の物語「アドリナーナ・ルクヴルール」。ネトレプコが絶唱します。伝統美あふれる演出でブルボン王朝が再現されます。

 ご存知「カルメン」は、世界を沸かせるクレモンティーヌ・マルゲータが演じます。ドン・ホセはロベルト・アラーニャ、リチャード・エアの演出です。

 オペラには珍しいラブコメディ「連隊の娘」。奇跡の高音テノールJ・カマレナの9つの高音ハイCは何としても聴きたいところ。

 ワーグナーの「ワルキューレ」はニーベルングの指輪4部作の中の最高人気作。空前の超大作です。今一番旬なワーグナー歌手たちの共演を楽しめます。

 そして最後は「カルメル会修道女の対話」。フランス革命に翻弄された修道女たちの実話。魂を奪われそうです。

 

どれもこれもはずせない作品ばかり。どうしても聴きたい歌手もいるし、新しい作品も観てみたい。結局、METライブビューイングに通い続けることになりそうです。相変わらず、オペラが大好きなんだな、私・・。

 

METライブビューイング新シーズンの詳細はコチラ

 

*2018年10月16日現在の情報です。*写真・記事の無断転載を禁じます。

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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