Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのエンターテイメント

高級食パン専門店「銀座に志かわ」 アメリカに進出

2018年にオープンした高級食パン専門店「銀座にしかわ」は、創業からわずか3年半で国内に100店舗以上展開し、2022年7月には、ついに念願の海外第一号店をロサンゼルスに開店します。

商品は一つ。「水にこだわる高級食パン」1本2斤サイズ(18ドル)。テイクアウトとデリバリーのみで販売します。

高橋社長は「創業当初から、日本の食パン文化を世界に発信したいと考えていました。パンデミックで予定より遅れましたが、満を持してロサンゼルスでオープンします。日本の食パンの柔らかさや、繊細さ、そして生で食べる味を試していただきたい。アメリカのあとは、バゲットの国、フランスに持っていきます」と情熱的に語ります。

国内では、季節の旬を味わう「月初め食パン」の限定販売を2022年5月からスタートさせています。

こちらは、毎月1日に「月初め食パン」として特別な食パンを数量限定で販売。

5月は「伊勢かぶせ茶あん」、6月は「完熟甘夏あん」、7月は「二段仕込み 塩こしあん」(1斤880円税別)。

6月の「完熟甘夏あん」は、柑橘の酸味と香りのバランスが絶品でしたが、7月の「二段仕込み 塩こしあん」は、塩がテーマ。三重県伊勢市・二見浦の「岩戸の塩」を、あんを焚き上げるときに入れ、さらにこしあんをパン生地に巻き込む際に追い塩をして、塩味をきかせます。暑い夏に食べたい一品になるよう、開発されました。上品な甘さと滑らかな舌ざわりが贅沢です。

「予約本数も回を追うごとに増え、確かな手ごたえを感じます」という高橋社長。販売期間は、毎月1日から10日間の限定で、なくなり次第終了となります。

さて、気になるアメリカの様子、またレポートしますのでお楽しみに。

*2022年6月24日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます。

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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