Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのお出かけエンタテインメント

エレガントに楽しめる チーズレストラン 恵比寿「Cheese Tavern CASCINA(チーズタバーン・カシーナ)」

東京・恵比寿に2017年9月29日(金)に誕生した「Cheese Tavern CASCINA(チーズタバーン・カシーナ)」。世界のチーズを使った個性的で洗練された大人のカジュアルレストランは、気軽に美味しいものを、軽めのおしゃれをして食べたいときに行きたいお店です。

無垢の床に、無垢の天井、壁はコンクリートとクールだけど温かみのある空間でいただくお料理は、どのメニューも素材の組み合わせが斬新で、演出力も抜群です。

イタリアやフランスを中心に世界各国から集めた豊富な種類のチーズを使ったオリジナルメニューはどれも秀逸。興奮のあまり、写真のピントが合っていません。ごめんなさい。

 

タパス(前菜) 「ミモレット(チーズ)」とサーモンのマリネ オレンジとクミン(900円)サーモンの濃厚な味にミモレットがアクセントになってオレンジの爽やかさがぴったりマッチします。

 

アラビアータ「ブルサンアイユ(チーズ)」とフルーツトマト(800円)

パスタのアラビアータ風なのですが、ちょっぴり辛い味付けに、にんにくのカリカリと、トマトの甘さに淡白なチーズで完成された味わいです。

 

「ブラッティーナ(チーズ)」とボッタルガ(からすみ)、大根(1800円) dなn

弾力のあるチーズが印象的。

 

「スカモルツァ」とインカの目覚めのスモーク(1200円)

演出力抜群です。ふたを開けるとモクモクとスモークの香りが漂い出てきます。

 

 

素晴らしいパフォーマンスの、ウニとイクラのクリーミーリゾット(2900円)

イタリアヴェネト州の ピアーヴェというチーズを使い、くぼみにポーランドのお酒 スピリタスを注いで火をつけ、チーズを溶かしてリゾットを投入します。その上に、ウニとイクラをのせるのですが見ているだけでもたまらないのに、食べるとさらにとろけそう。

 

こちらも見せどころ 「ラクレット」ボイルドベジタブルプレート(1500円)

野菜に、溶かしたラクレットをたっぷり。ラクレットのボリュームでお腹がいっぱいになります。 

 

極めつけはこのデザート 「マスカルポーネ」と「フロマージュブラン」のソルベ(1400円)

これだけを食べるために来店したいほどのお味。液体窒素で冷やしながら作り上げる手際にもうっとり。

コレステロール値が気になって、チーズやイクラ、ウニはなるべく控えるようにしていますが、それどころではありません。

すべてを忘れて没頭してしまう魅力のレストランです。

 

ラクレットヒーターで焦げ目をつけてトロトロに溶かした「ラクレット」は、すべてのメニューにドロリとかけることができます。

賞味期限が1日しかない超プレミアムなフレッシュチーズ「ストラッチャテッラ」、目の前でフランベしたチーズをトロトロに溶かして絡める「カシーナカルボナーラ」。

 

食べたことのない味わいのチーズを、食べたことのない食べ方で、素材の組み合わせもオリジナリティに富み、チーズ好きなら一度は足を運びたいお店が誕生しました。実は私、チーズ好きでした!

 

 

「Cheese Tavern CASCINA(チーズタバーン・カシーナ)」

住所:東京都渋谷区恵比寿南1-11-2 1F 電話番号:03-6412-7905
営業時間:ランチ 11:00~15:00(L.O. 14:00)/ディナー 17:00~23:00(L.O. 22:00)

HP:http://cheese-tavern-cascina.com/

*価格はすべて税込 *2017年9月29日現在の情報です *記事・写真の無断転載を禁じます。

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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