Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのお出かけエンタテインメント

バブカって、なに?

パンにもトレンドがあり、オーストラリアから来たクロワッサンとマフィンが一緒になった「クロフィン」や、イタリア発祥の、たっぷりのクリームをはさんだ「マリトッツォ」がブームになったこともありました。

2025年秋、東欧発祥の「バブカ」というスイーツデニッシュが日本にやってきました。バターや卵などを練り込んだリッチな生地に、チョコレートやシナモンを加えて焼き上げたもの。2010年頃にニューヨークで流行し、2020年にはフランスで専門店ができるなど世界で知られています。日本で初のバブカ専門店「バブカカダブラ」は、パンの激戦地、京都に誕生します。

このスイーツデニッシュをつくりあげたのは、冷凍パイ生地のパイオニア、リボン食品です。構想8年、筏由加子社長がNYでバブカと出会い、ブラウニー生地を練り込みオリジナルのバブカを開発しました。味は6種類。オリジナル、エルビス、アップルシナモン、レモン、抹茶あずき、ジャバチップ。

オリジナルは、チョコレートがたっぷりと入ったずっしりした味わいです。チョコレートペーストが塗り重ねられ、砕いたチョコレートがたっぷり。カットする場所によって違う味わいが広がります。チョコレート好きにとっては満足感一杯。

エルビスは、ピーナッツバターと甘酸っぱいいちごジャム、バナナペーストにローストベーコンが入った、甘くてしょっぱい味。ニューヨークで定番の「エルビスサンド」をイメージしてつくられました。ちなみにエルビスは、言わずと知れたエルビス・プレスリー。

アップルシナモンは、蜜漬けしたリンゴとチョコレートが溶けあい、シナモンの香りがふんわり漂います。レンジで温めると、リンゴがトロリとし、香りが引き立ちます。

上段 左からオリジナル、エルビス、アップルシナモン 下段 左からレモン、抹茶あずき、ジャバチップ

レモンは、レモンとホワイトチョコレートに、レモンピールがアクセント。

抹茶あずきは、抹茶の香りと味が濃厚でホワイトチョコレートが練り込んであります。北海道産のあずきを使った粒あんがたっぷり。

ジャバチップは、コーヒーフィリングに砕いたビターチョコレートがたっぷり練り込んであります。コーヒーの香りが引きたつ大人の味です。

食べ方は、そのままはもちろん、トーストしたり、電子レンジであたためたり、冷蔵庫で冷やしてとお好みで。また、アイスをのせたり、バターやジャム、ホイップクリーム、フルーツなどをトッピングすればちょっと贅沢なデザートになります。

 

1本ずつ手作りしていますので、一日にできるのはわずか100本です。店頭では、すぐに召し上がれる常温で販売しますが、オンラインでは、これまで培ってきた冷凍技術を活かして冷凍で配送します。到着してそのまま冷凍すれば賞味期限は半年ほど。常温解凍した後は、レモンとエルヴィスは翌日中に、その他は1週間で食べきってください。

レギュラーサイズ(2500円税込)とハーフサイズ(1300円税込)、その他、カップサイズ(460円税込)は3種類です。カラフルなボックスに入って届きますので、贈答にも良いかも。

 

10月8日から1月7日まで羽田空港スタースイーツ、11月6日から12日まで渋谷ヒカリエでポップアップショップが開かれます。

京都の専門店「バブカカダブラ」 京都市左京区下鴨東半木町67-6 HPはコチラ

*2025年10月2日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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