Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのお出かけエンタテインメント

憧れの芝桜と富士山の絶景

一度見たかったんです。富士山と芝桜の絶景を。ようやくかないました。「富士本栖湖リゾート」で「富士芝桜まつり」(2025年4月12日~5月25日)開催中です。約50万株の芝桜が1.5ヘクタールのガーデンにピンクのじゅうたんのように広がっています。

バスタ新宿から直通の高速バスで約145分。あるいは、富士急行線・河口湖駅から富士芝桜会場行バスで約30分。約1500台の駐車場も併設しています。

芝桜には様々な種類があり、淡い赤紫色のオーキントン・ブルーアイ、誰もが知ってるオータムローズ、咲いている時期が長いジャイアントローズ・・。花びらのつき方も色合いもそれぞれです。そして、今年の富士山は、雪で真っ白。私が行った日はあいにくの曇天でしたが、時折のぞく姿は美しかった。

フォトスポットも設けられています。「幸せの黄色い扉」「ピンクの海を旅する小舟」、今年新たに「恋するハートのベンチ」「Mt.FUJI オブジェ」もでき、どこも撮影したい人たちの列ができています。

今年から、平日限定でワンちゃん(体長50センチ以下の小型犬)のリードでの入場が可能となりました。(GWは除く)

また、一角にある首都圏最大級のイギリス式庭園「ピーターラビット™イングリッシュガーデン」は、「ピーターラビットのおはなし」がテーマで、春から夏にかけて咲く約300種類の草木や花々の中に、ピーターラビットの絵本から飛び出た仲間たちが点在しています。

カフェでは、絵本に出てくる「ブルームパイ」(3800円)や、「マグレガーおじさんの採れたて野菜のブーケサラダ」(1800円)などを召し上がれます。私が食べた『あひるのジマイマのおはなし』の「ジマイマのエッグハンバーグ」(2000円)にも、ジマイマがちょこんと添えられていました。

  

ガーデンタワーにも登ってみてください。狭い階段をトントンと駆け上ると庭園を一望に見渡せます。またそこからショップに続くギャラリーには『ピーターラビットのおはなし』など5つの絵本の物語が紹介されています。

屋外のカフェスタンドでは富士山の溶岩をイメージした「富士山溶岩からあげ」(650円)という竹炭を使った真っ黒なからあげや、「絶品もっちりカレーパン」(550円)、可愛い「フジヤマハニーカステラ」(いちご串800円)や、その場で食べられるテイクアウトメニューも豊富です。そのほか、キッチンカーでも様々なメニューが楽しめます。お土産には、「フジヤマクッキー富士山缶2025春」(7枚入り2200円)がおすすめ。富士山型の缶に入っています。

  

さて、次はどこに行きましょう。そこから車で30分ほど走ると河口湖に着きます。2020年12月に就航を開始した遊覧船「天晴(あっぱれ」は、戦国時代に甲斐武田軍に属していた水軍の安宅船がモチーフで、甲冑をイメージしたデザインです。武将・武田氏の家紋「武田菱」の御幕、陣幕で彩られています。1周20分ほどですので、手軽です。

このあたりは、東京より5度は気温が低いのでご用心ください。私が行った日は、寒かった。

富士本栖湖リゾート」山梨県南都留郡富士河口湖町本栖212 2025年4月12日(土)~5月25日(日)8時から16時 時期によって変動 入園料(中学生以上 1000円~1300円)(3歳以上500円~700円)時期によって変動 HPはコチラ

天晴」 河口湖畔 9時半から16時半(最終便) 30分おきに1日16便 乗船料(中学生以上1000円)(小学生500円)未就学児は無料 HPはコチラ

*2025年4月23日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

おすすめのたしなみ