Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのおでかけエンターテイメント

東京フィルの首席指揮者が来日!

東京フィルハーモニー交響楽団(東京フィル)の首席指揮者、アンドレア・バッティストーニさんが来日中です。

(c)上野隆文

東京フィルというと、1911年に創立された日本でもっとも古い歴史を持つオーケストラ。現在、名誉音楽監督はチョン・ミョンフン、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフ、そして首席指揮者にアンドレア・バッティストーニという曹操たる面々を擁しています。

アンドレア・バッティストーニさんは、1987年イタリア・ヴェローナ生まれの今年30歳。19歳で指揮者となり、ヨーロッパの名だたる歌劇場に出演して2012年にはミラノ・スカラ座史上最年少22歳でデビューを果たしました。

その彼が、2016年東京フィルの首席指揮者に就任しました。

(c)上野隆文

 5月17日(水)にイタリア大使館で開催されたウエルカムパーティでバッティストーニさんは「東京フィルとの出会いは火花を散らすようだった」と話していました。互いの才能がぶつかり合い、「一生懸命、僕を理解し音楽をつくろうとしてくれた」と、饒舌です。

左側 駐日イタリア大使ジョルジョ・スタラーチェ氏

世界から注目されているバッティストーニさんの創り出す音楽は、繊細で知性的でありながら、エネルギーにあふれドラマティックです。

トークショーで対談したソニーの社長・会長を務められた出井伸之さんはバッティストーニさんの音楽に惚れ込んでいるとか。「楽しくなる」と語っています。

 

「指揮をするうえで一番大事に思っているのは、音楽に身を任せること。それがものすごく難しい。指揮をしている間、頭の中の半分は狂気ですが、半分はクールでなければなりません。僕としては、狂気の方が好きなんですけどね(笑)」とユーモアを交えながら、笑顔で語るバッティストーニさん。

クリエイティブの世界はどこも同じなのですね。

私のようなものが共感を覚えるというのはとても僭越ですが、私は司会をするとき、あるいは原稿を書くとき、なるべく感じたままを伝えようと心に任せますが、半面、理性的にどうすると伝わりやすいかを同時に考えています。テクニックだけではなく、感情が入ってこそ、始めて人の心に届くというのを実感する毎日です。

今回の来日でのバッティストーニさんの公演は、すでにいくつか終わってしまっていますが、このあとは、

・5月20日(土)15時(完売)「響きの森クラシック・シックシリーズ」

文京シビックホール

・5月21日(日)15時開演 「第892回オーチャード定期演奏会」

Bunkamuraオーチャードホール

・6月4日(日)14時 「第72回休日の午後のコンサートヴェローナより愛をこめて」指揮とお話し

東京オペラシティコンサートホール

に登場します。といっても、残席僅かですので、お急ぎください。

(c)上野隆文

バッティストーニさんは、指揮だけではなく作曲、執筆もされ、作曲した「エラン・ヴィタール」を9月の東フィル「休日の午後のコンサート」で日本初演が予定されています。イタリアでベストセラーになっている『ぼくたちのクラシック音楽』という本は、邦訳されこちらも発売中。

世界の才能が化学反応を起こし、爆発するところ、見逃せません! 芸術は、爆発だ~。

 

*2017年5月20日現在の情報です。

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

http://www.geocities.jp/officewe_homepage/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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